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今回は女性 年齢12歳6ヶ月 上顎前歯の叢生、でっ歯症例です。この症例、他の先生に見せたところよくこのようになったと驚いていたので投稿してみます。
右の写真、初診時の石膏模型主訴:上前歯の叢生、でっ歯 女性 年齢12歳6ヶ月 既往:特記事項なし 全身状態の異常:鼻づまり、鼻汁がよく出る。 現症:上下狭窄歯列 この患者さんには舌小帯付着異常が見られました。 でっ歯、上下左右対称、下顎が後退している。 下の口腔内写真で確認して下さい。 ![]() 上顎前歯が並んで来ました。咬合高径の増加。噛み合せが上がりました。 下顎に隙間ができてしまっている点については後にダイナミックポジッショナー(DP)を使用することで簡単に閉じることができます。 右の写真:初診時 左の写真:2年半後(治療中)、この症例は始めはスクリューによる拡大をしていたので大分時間がかかってしまいましたが始めからスライデックス(SlideX)を使っていればもっと早くこのような状態になっていたと思います。 ![]() でっ歯の改善がみられます。上顎前歯部にスペースができると1番の突出状態が下がって来て自然ときれいに並んできます。しかし、ダイナミックポジッショナー(DP)を使用して仕上げるにはもう少し広げたいところです。注目してもらいたい点は噛み合せの挙上と共に下顎か機能的(生理的)に前方に誘導されている点です。このようなことが起こるのはスライデックス付SH装置を使用したSH療法だけです。なぜならば、下顎が側方にこれだけ体に問題なく拡大できる装置は世界的にみても他に類をみないからです。 術前、術後の咬合面模型写真かなり側方に拡大されたことが解ります。 この写真はこの患者さんのダイナミックポジッショナー(DP)ではありません。本物はダイナミックポジッショナー(DP)専門の技工士さんに作ってもらいます。SH療法では通常、なるべくダイナミックポジッショナー(DP)は使用しないで、床装置だけで仕上げるようにしますがこの症例のようにあまりにも上下顎の前後的位置関係が違う時などにはダイナミックポジッショナー(DP)を使用して仕上げることがあります。 ダイナミックポジッショナー(DP)を使用するときにはこの症例の下顎のようにわざと隙間ができるくらい拡大することがあります。 SH療法セミナーの御案内 熊坂歯科医院ホームページ(埼玉県さいたま市浦和区)も御覧になって下さい。 ハル健康歯科(埼玉県さいたま市浦和区)のブログ記事にもSH療法の治療症例が載っています。
SHTA(Star Hill Therapy Association)のチラシ広告ができました。
SH療法(顎拡大療法)のご案内 狭窄歯列弓に対応する療法を新たに「Star Hill Therapy」と名付け、新たに研究会Star Hill Therapy Association(SHTA)を立ち上げました。 SH療法は顎の拡大を基本としていますが単なる歯列弓の拡大と歯牙の整列にとらわれることなく、生体への正常性を観察しながらヘルスプロモーションの理念に基づき、来院される方のQOLの向上に寄与する療法と考えています。下記のご案内をクリックして戴くとポップアップして拡大表示され、読み易くなります。 ![]() 歯科医師の先生方へ 顎拡大療法(SH療法)セミナーのお申し込み・お問い合わせは SHTA事務局 〒212-0024 神奈川県川崎市幸区塚越3-419 TEL:044-541-3321(火・土のみ)AM9:00~PM5:00 FAX:044-511-3735 メール starhill@mrd.biglobe.ne.jp ※詳細に関しましては、上記事務局までMail またはFAX にてお問い合わせください。SH療法セミナー案内へ 熊坂歯科医院ホームページ(埼玉県さいたま市浦和区)も御覧になって下さい。
SH療法では口腔内の異常である狭窄歯列弓、上顎劣成長を正常状態に近づけることによって歯列不正を治していく。そのため歯列不正の部分的異常だけを治すのではなく、顎顔面領域全体を治す形となり結果的に歯を抜かないで済む。装置はほとんどの症例で上下2個の装置を使うようになる。
反対咬合、アトピー性皮膚炎を伴う子供の症例 女性 年齢6歳8か月 主訴:右側1番舌側転位 反対咬合 全身症状:アトピー ![]() 右の写真H19.9.1(初診時)、左の写真H21.7.11(1年10カ月後)前歯部の被害が改善しました。上顎前歯部が前方に移動しました。上顎列成長の改善。 上顎前歯部は理想的アーチにもう少し整える予定。 ![]() 側面観![]() 側方、前方に拡大したことがわかる。現在2個目の装置であり、スライデックス(SlideX)のネジを7個外した状態なので側方には14mmぐらいは拡大している筈である。![]() 理想的な歯列のアーチになってきた。初診時には2番が舌側から萌出して来たが、きれいに並べることが出来た。アトピー性皮膚炎のひどい子 口呼吸から鼻呼吸をしやすい状態に顎顔面形態をSH療法で変えさせる。 この子の体質はすぐにはかわらないので、アトピー性皮膚炎はなかなか治らないが、顎拡大により鼻呼吸獲得させ免疫力を高める。現在ではかなりアトピー性皮膚炎は治まって来ていると思う。 この子の母親より SH療法前はアトピー性皮膚炎の薬として抗アレルギー剤を飲んでいたが現在は飲まないで済むようになった。。治療前は夜かゆくて起きることもあったが、現在はかゆみで起きることがなくなった。SH療法を行ってからは夜よく寝るようになった。 熊坂歯科医院ホームページ(埼玉県さいたま市浦和区)も御覧になって下さい。
SH療法:正常な歯列、理想的な歯列状態を意識して治療にあたる。正常な歯列とは機能が営むことにより形態が正しくされた歯列状態である。その中には自然咬耗や下顎の生理的前方誘導がある。
病的な狭窄歯列や上顎劣成長状態を正常な歯列状態に近ずけると、不定愁訴を始めとする様々な全身的異常が治ることがある。(頭痛、肩こり、鼻づまり、アレルギー疾患の改善、発音の問題、口呼吸から鼻呼吸へ、精神的ストレスの緩和、顔面筋や表情筋の活性化など) でっ歯、子供の症例 女性 初診時 年齢9歳4か月 主訴:でっ歯 特記事項なし ![]() 左写真初診時H19.2.17、右の写真現在H21.7.18この時点で歯の生え換わりが終わり、新しく上下側方拡大装置を製作した。 左右対称性を獲得している。咬合の挙上が診られる。 ![]() だいぶ上顎前突が改善された。下顎の生理的機能的前方誘導がみられる。 ![]() 症例によっては積極的にに下顎を前方に誘導することもある。(下顎前方誘導装置を使用することもある。)![]() 側方に拡大されたが、まだV字歯列である。![]() 口腔内咬合面![]() 下顎も側方に拡大されたが、まだ前歯部に叢生がみられる。![]() 下顎口腔内咬合面 術前、術後の咬合面模型写真上下側方に拡大したことが解る。 まだ、上下狭窄歯列の状態なので新しくSH装置を作って拡大することとした。 右の模型はオートマチック顎拡大装置(スライデックス、SlideX)一装置で側方に8mm拡大した状態です。まだ、治療途中です。 今回新しく制作したスライデックス(SlideX)付き側方拡大装置このSH装置の動画はこちらの記事で見ることができます。 右の写真はこの子の初診時口元の写真です。このように上顎前突の症例ではオトガイ部に筋肉の緊張が見られます。口を閉じようとしていますが上顎前歯が少し見えています。 熊坂歯科医院ホームページ(埼玉県さいたま市浦和区)も御覧になって下さい。
SH療法:歯列不正の原因は狭窄歯列と上顎劣成長にあると考えている。そのため8歳前後に一度上下側方拡大を行っておくと後の治療が楽になる。
最近では子供の症例でもスライデックス(SlideX)による上下側方拡大を行っている。そして子供の症例ではスライデックス(SlideX)を使用することにより、半年で8mm程度の顎拡大が可能となる。しかも、体にやさしい緩速拡大によってである。 8歳4か月の女の子 主訴:受け口 全身状態:頭痛、歯ぎしり、肩こり、乗り物酔い、姿勢が悪い 特に頭痛がひどく、1か月に何度も薬を飲んでいた。 ![]() 左写真初診時平成20年4月、右写真平成21年7月、1年3か月でこんなに良くなりました。注目するべき点は下顎の偏位が上下側方拡大することにより修正され、上下の正中が合ってきました。咬み合わせも上がりました。 ![]() 左写真初診時、右写真現在平成21年7月![]() まだ噛み合せも深く、スピーの彎曲が残っているのでもう少し上下側方拡大する予定。![]() 左写真初診時平成20年4月、右写真平成21年7月SH療法はただ単に拡大して歯を並べるだけではない。理想的な歯列弓を意識して治している。舌房の確保、舌の正しいポスチャーを獲得させる。 ![]() ![]() 通常、反対交合症例はSH療法式上下側方拡大装置で治療を始めるが、この症例は歯ぎしりがあり前歯部で咬合がロックした形になっていたので左の写真のような装置で最初咬合挙上と前歯部を前方へ移動させることで正常な被蓋を獲得することに努めた。その後、上下側方拡大を行った。この女の子の母親より SH療法を始めていつもビリだった持久走が早く走れるようになった。 治療前は頭痛、歯ぎしりが酷く、特に頭痛がひどく薬を飲んでいたが、現在は頭痛も少なくなり、薬を飲まなくて済むようになった。 父親が反対咬合、従兄弟も反対咬合で患児も反対咬合になってしまうのはしょうがないかな~と諦めていたが、こんなに早く反対咬合が改善するとは、驚いた。 何しろ自分の子供がこんなに可愛く顔貌が変わって嬉しい! インターネット上にこの子の顔貌写真を紹介できないのが残念です。 熊坂歯科医院ホームページ(埼玉県さいたま市浦和区)も御覧になって下さい。
最近、この患者さんの模型を採ってみたところ初診時より大分良くなってきたのでご紹介します。
症例 A.T.(♀)9歳5ヶ月 初診H19年2月5日 主訴:上顎前突 既往歴:特記事項なし 鼻づまりあり、姿勢が悪い 治療方針: 上下側方拡大 下顎前方誘導の必要性大 左側側面観左側の模型は初診時。 右側は治療開始11ヶ月後の状態。 前突観が大分改善されたことが判る。 噛み合わせもだいぶ上がりました。 右側側面観模型を診ると前突観が大分改善されたことが判るが、上顎前突のため少し上顎前歯を唇側線で締めすぎて下顎の生理的前方誘導を阻害し、上顎前歯で少し下顎をロックしているようにも見える。ここら辺は今後注意して治療を進めていかなくては! 正面観 咬合面観詳しくは熊坂歯科医院ホームページをご覧ください。
症例 A.T.(♀)9歳5ヶ月 初診H19年2月5日
主訴:上顎前突 既往歴:特記事項なし 鼻づまりあり、姿勢が悪い 治療方針: 上下側方拡大 下顎前方誘導の必要性大 ![]() ![]() ![]() ![]() 上の左の口腔内写真は初診時の写真、右は上下側方拡大床矯正装置を入れて4ヶ月後の口腔内状態。 使用した装置は側方床拡大装置を使用、たった4ヶ月でこんなに側方に拡大できました。(石膏模型写真を見て下さい) 上顎前突感は大分改善され、顔貌も良くなってきました。噛み合せもあがりました。しかし、周囲軟組織の機能は良くなっておらず、オトガイ筋の緊張・上口唇部弛みが診られ機能訓練が必要と思われます。 ![]() 上の石膏模型を見てください、狭窄歯列弓から正常なきれいなアーチの歯列に成りつつあると思います。まだ、この症例は治療途中ですが短期間に上顎前突がある程度改善することができました。引き続き、上下側方拡大を行います。 この症例のつづきは改善が見られた際、続きの記事を書きます。 今後のこの症例の予想 下顎側方拡大は否定的見解も多々あることを承知していますが、この年齢の時期に上下顎側方拡大をしておくと、二次成長期に下顎が前方に出てくると思われます。そのことは上顎前突の改善につながります。 熊坂歯科医院ホームページ(埼玉県さいたま市浦和区)も御覧になって下さい。 床矯正について述べているブログへ⇒ハル健康歯科
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